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2015
02.27

「ダィテス領攻防記 (レジーナブックス)」牧原のどか

Category: 本の感想
ダィテス領攻防記 (レジーナブックス)ダィテス領攻防記 (レジーナブックス)
(2013/09)
牧原 のどか

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前世では、現代日本で腐女子人生を謳歌していた辺境の公爵令嬢ミリアーナ。だけど、異世界の暮らしはかなり不便。そのうえ、BL本もないなんて!快適な生活と萌えを求め、製鉄、通信、製紙に印刷技術と、異世界を改革中!そこへ婿としてやって来た『黒の魔将軍』マティサ。オーバーテクノロジーを駆使する嫁と、異世界チート能力を持つ婿が繰り広げる、異色の転生ファンタジー!
(「BOOK」データベースより)


面白かった!この面白さをどう表現したらいいのかわからないけどとにかく私にはドツボの面白さでした。

前世の記憶を持った主人公がBL文化を普及させるために奮闘するとかどんなネタだよと思っていたのだけど、評価が悪くなくて気になってて、ある意味評判通りでとても面白かったです。個人的にびっくりしたのが、男同士の情事が普通にあるという世界観で、実際に関係をほのめかしてる描写がわりとあるということかな。あくまで普通。なので主人公の女の子が結婚した婿殿と臣下の間にそれなりのアレがあるとわかって狂喜乱舞するシーンがとてもシュール。結婚しても友人同士として肉体関係も続いたりするとかどんな世界だよと思ったけどおいしい以外の何モノでもない。しかしそれとは別にBL好きで男同士の関係に萌えを見出しつつも主人公がちゃんと婿殿のことは好きという描写もあるのでそのバランスはとても良い感じ。
好みが分かれそうは、まあその通りかなと思いましたけど、この中途半端感というかBLとロマンス部分を無理矢理両立させそうなそこがいい!
婿殿のことはちゃんと愛し愛されつつも、コシスとはちゃんと仲良くやって下さいね、とよくわからない目線で見てしまいます。後、コシスかわいいほんとかわいい。

この作品、一応異世界での最強能力を持ってる婿と、現代社会の科学力を持ってる嫁の最凶夫婦が領地争いのごたごたを一刀両断する無双系ともいえる話なんだけど、私の中で注目すべきはそこじゃなかった。
いろんなものが詰まった作品だけどさくっと読めて楽しかったです。続きも買います。
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