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2015
04.11

「アルバート家の令嬢は没落をご所望です 」さき

Category: 本の感想
アルバート家の令嬢は没落をご所望です (角川ビーンズ文庫)アルバート家の令嬢は没落をご所望です (角川ビーンズ文庫)
(2015/03/31)
さき

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才色兼備な大貴族の令嬢メアリ・アルバート。彼女は始業式で前世の記憶を思い出す。この世界は前世でプレイしていた乙女ゲームと同じで、自分は主人公をいじめて最後に没落する悪役令嬢だったことを―となれば、ここは「そんな人生、冗談じゃない!」と没落を回避…しない!従者のアディ(口が悪い)を巻き込んで没落コースを突き進もうとするけれど、なぜか主人公になつかれて!?人気沸騰WEB小説、ビーンズ文庫に登場!!
(「BOOK」データベースより)

タイトルとあらすじでとても損してる!と思った。勿体ない。すごく面白かった。
異世界前世、乙女ゲームというのは実質的にはにはあまり重要な要素ではない。
元々主人公は自分の家を没落させたいという目的があって、ある日突然、今の自分の人生が前世でやってたゲームに似ている、このままいけば没落できると考えゲーム通りに行動しようと"悪役令嬢"を演じようとする。
のだけど、この主人公、タイプでいえばすごくしっかりしている、おこぼれ姫のレティシアに似てるんですよね。それでゲームの主人公ちゃんにいじわるしようとするも姉さんみたいなものいいになって世話を焼いてしまう、しかもその主人公ちゃん(ゲーム)がとても天然ドジッコで主人公の行動をなんでもいい方に捉え懐いてしまう。そんなしっかりものな主人公(本編)と主人公ちゃん(ゲーム)のやり取りがかわいくてかわいくてそこがメインといっていい。ラブロマ要素はほとんどない、どちらかと言えばコメディ主体です。後、いわゆるゲームの攻略キャラであるパトリシアは、本編主人公メアリとは幼馴染という設定だったのだけど、この二人が全くというほど恋愛フラグがない気心のある男女の友人という形で描かれておりそこがまた気持ちよかった。
最後はあるゆる意味でのハッピーエンドで終わってしまったけど、個人的にはこのキャラクターたちのその後をもうちょっと観たいとすら思いました。まあでも話の内容からした続かないだろうなとは思うので、この作者様のまた次の作品を楽しみに待ちたいと思います。
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