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2016
05.21

「空と鏡界の守護者 3 」小椋春歌

Category: 本の感想

エリルとリトの友人ターニアとユークが、精霊祭に現れた魔物を倒した後昏倒。なかなか目覚めない二人を心配するエリルだが、そこにユークの親類らしき女性がやってくる。やたら学園の内情に詳しく、リトとしか連祷できないエリルに興味津々な彼女は、突然ターニアの抱える秘密を告げてきて!?憧れの女に年下男子の想いは届くのか!?―全ての謎が明かされる最終巻!
(「BOOK」データベースより)


面白かったー!最高だった。
少女小説で恋愛メインじゃない部分でこんな面白いと思えたのが久しぶりでした。
まさに学園青春ファンタジーものだった。

ヒーロー役の年下男子ことリトはずっと主人公ちゃんに好き好き言ってるんだけど恋愛は主軸ではなくて、どちらかと言えば最後は男子同士の友情(裏切りからのそれでも友達でいたいんだ)、女子同士の友情(一緒にいたのには理由があったけど積み重ねた時間は消えないあなたと一緒にいたいの)がメインでどどーんと来て、少女小説でここがメインに来るのか最高!と思ってしまった。エピローグでしっかり男女カプ勢はラブラブしてたし、ここに大人の問題児ことハイヤーンさんも加わり、守護者たちがこの後、どんな活躍をするのかできればもう少し続きが見たかったけど、世界の秘密も明かされ、伏線も回収され上手くまとまってはいたかなと思います。

最近の少女小説はシリーズがあまり続かない運命な気がして、ここは作者さまに出会えた幸運に感謝して次回作も期待します。

本当に本当に面白かったです。私の心の名作リストに加えておきます。



(ネタバレかもしれない)

ハイヤーン先生がすごい好きだったんだけど、一見優しげに見えてふいに見せる腹黒的な何かが裏表を感じさせて、でも元守護者として魔物と戦う一級戦士だったのが事故で声が出なくなってしまったため先生に転向したという設定が、実は問題児すぎて猪突猛進するために声を封じていざという時のために力を制限していたという最高においしい事実が最後の最後に明かされてしまってうおーー!てなったのに、ほとんど活躍の場がなかったのが本当に心残り。
外伝的な何かを下さい!

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