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2018
04.07

「楽観戀情値千金 守銭奴王子と夢見る転生娘」我鳥彩子

Category: 本の感想

三人の姉と王位継承権を争う王子・果潤は、自他共に認める筋金入りの守銭奴だ。半面、自分の益になりそうな人物には支援を惜しまないとも評判だった。そんな果潤のもとを、楽花という商家の娘が訪れる。楽花が言うには、彼女は「楽観国」という亡国の王女の生まれ変わりらしい。かつての王国を取り戻せば大金も手に入るからと、王国再興のために力を貸してほしいと頼まれた果潤だけれど…?
(「BOOK」データベースより)


楽観国、素敵国、綺麗国とかギャグみたいな名前だなと思いながら読んだけど、内容も名前の通りからっと楽しめるライトなラブコメという感じでした。
悲観的なことを考えると雷に打たれてしまうという前世の呪いのせいで常にに楽観的なことばかり考えるようにしている娘・楽花が主人公。借金返済のため素敵国の守銭奴王子・果潤を籠絡しなければならなくなり、あれやこれやでアタックするもなしのつぶて。一方、守銭奴王子の方は、占いで楽花が一攫千金を連れてくると出たせいで、何とか利用しようと企むも、楽花の楽観的思考に翻弄される。
常に明るい思考の楽花は読んでる側としても楽しく、これほど悩まない主人公は珍しいのではと思いました。しかし、反面、悩みがないというか、悩もうとしないのは呪いの雷のせいで、これって実はものすごくシビアで大変なのに、そこまで触れてないので(ギャグ世界のせいか?)、そこちょっと楽花の苦労をわかって上げて欲しいなともやもやもした。守銭奴王子の方も、呪いのことは気に掛けるもののだからといって呪いを解こうという話にはならないんですよね。楽花が悲観的思考になったときもそこまでのフォローがなかったというか、いつもの楽花ではないとことにショックを受けていたけど、楽観的だろうが悲観的だろうが、別に楽花自身であることに変わりはないでしょうに。
まあ最後は、なんやかんやあってミラクルハッピーエンドにはなるものの、呪いが解かれたということは、これからいろいろ悩んだりすることもあるかもということでそこら辺のエピソードも少し欲しかったなと思います。

全体的には我鳥さん特有の明るく楽しい作品でした。

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